オーディションや発表会など人に見られる職業のダンサーは
自信があるように見せるってすごく大事じゃない?
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舞台は生ものですから、
「今は余裕がないからむりー」
「今日はついてなーい」なんて言ってられないのでございます。
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Amy Cuddyという社会心理学者がTedトークでお話していましたが(日本語訳もついていたので見る価値がありますよ)
割り箸を加えて笑顔の「ふり」をするだけで楽しくなれるんだそう。
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そして研究では
1)力強いポーズVS無力のポーズ を2分間キープしてもらう
2)唾液のサンプル(ストレスホルモンのレベルを確認するため)とギャンブルをやってもらうなどの実験
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とやってもらったら、
結果として 支配性ホルモンであるテストストロンが
力強いポーズの人20%アップ、弱いポーズの人は10%ダウン。 ・
ストレスホルモンであるコルチゾールは
力強いポーズの人25%ダウン、弱いポーズは15%アップ だったそうです!
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2分でだよ!?
そして彼女は、人間のボディランゲージは
私たちの感情を表すもの、だけでなく
私たちの感情を作るもの、
そして体(ホルモン!)を変化させるものだと考えられると発表していました。
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メイクとオーディションとプライドと、という記事でも書いたけれど
ダンサーにとってオーディションで
「できるダンサーだ!」
と思わせるのはとっても大事です。
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舞台で、衣装をつけたときだけ頑張る!
では足りないんです。
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だけど、Amyの研究を使えば、
そのように出来るダンサーの格好をするだけで、
自分への自信がつき、ストレスを軽減できるようになるかもしれない、ってこと。
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ただし、メイクや髪の毛をいつものレッスンで練習していなかった場合、
朝の準備でストレスになるかもしれないし、
慣れないメイクで自信が持てないかもしれないから要注意ですよね。
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例え本番前に余裕がなくても、自信をつける方法。
それは、ボディランゲージ。
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肩を広げ、頭を高く持ち上げ、しっかりと立つ。
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あれ?
これってバレエのレッスンで一番最初に練習しません?
そう、バレエスタンス、立ち方。引き上げ。
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バレエスタンスはテクニックの土台になりますが、
感情の土台にもなるって事が分かりました?
練習しない手はないでしょ!
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DLSブログ「余裕がないけど、自信があるように見せる方法」より
https://www.dancerslifesupport.com/bodylanguage/
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#dancerslifesupport
#佐藤愛
#バレエ上達
#happydancing